モダナイゼーション実務の縮小版を体験します。「現行を読める人がAIで移行を主導する」という役割分担を、実体験で身につける回です。
まずは変更させずに、改善案の一覧だけ出させます:
このプロジェクトのコードを Java 17 以降の書き方で改善できる箇所 (ジェネリクスの徹底、拡張for文やStreamへの置き換え、record化、 java.util.Date から java.time への移行など)を洗い出し、 リスクの低い順に一覧にしてください。まだ変更はしないでください。
一覧をレビューし、自分で1〜2件選んで適用を指示します(番号は一覧に合わせて変更):
1番と2番を適用してください。適用後、run-tests.cmd で全テストが通ることを確認してください。
ポイント: 「AIが提案 → 人間が選択 → AIが実装 → テストで検証」— これが「AI駆動開発の進め方」の実物です。
レガシーからモダンスタックへの移行を体感する最小体験。TypeScriptが書けなくてOK(書くのはAI、あなたは仕様面からレビュー)。
OrderService の注文検索(顧客IDの前方一致)と1件取得と同等のREST APIを、 TypeScript + Hono で新規フォルダ hono-orders に実装してください。 - データはメモリ上のサンプル配列でよい(DB不要) - GET /orders?customer=xx で検索、GET /orders/:id で1件取得 - 元のJava実装とAPI仕様の対応表を hono-orders/SPEC.md に作成 - npmで起動し、curlでの動作確認手順も示して、実際に動くところまで確認してください
レビュー観点(ここがあなたの価値): SPEC.md の対応表を元のJavaコードと突き合わせ、仕様の取りこぼし(大文字小文字の扱い、空文字・nullの挙動、存在しないIDのレスポンスなど)を最低1つ指摘して直させる。
📖 この演習を記事でじっくり読む: Qiita版チュートリアル(手順+コード) / ブログ元記事(ミドリとタツヤの対話形式)
この演習のゴールを実装し、Cloudflare Workers 上で実際に動かしている参考実装です。移行前のJava出力と1バイトも違わないことをその場で照合し、注文APIもブラウザから叩けます。「移行で機械的に置き換えられなかった5つの判断」も載せています。
先に自分で作ってから、答え合わせとして開くのがおすすめです。
AI駆動開発を職場に持ち込むと、必ず聞かれる質問があります。声に出して3回ずつ練習。正直さが最大の武器です(盛った瞬間に信頼は崩れます)。◯には実測値を入れます。
3つの質問と答えを1枚ずつ図解にしました。社内チャットや勉強会・SNSでの共有にどうぞ。
「AIは何でもできます」(過信)/実施していないことを「やった」と言う(誇張)/「まだ勉強中でよくわからなくて…」(卑下しすぎ)。やったことを、やった通りに語るのが一番強い。
| 演習 | タスク | 従来の見積(分) | 実際(分) | 短縮率 |
|---|---|---|---|---|
| D | Java近代化(選択適用) | — | ||
| E | Hono移行API+仕様対応表 | — |